宮本大輔 (陸上選手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
宮本 大輔 Portal:陸上競技
選手情報
国籍 日本の旗 日本
種目 短距離走
大学 東洋大学
生年月日 (1999-04-17) 1999年4月17日(25歳)
出身地 日本の旗 日本 山口県
居住地 日本の旗 日本 東京都
身長 171cm
体重 58kg
自己ベスト
60m 6秒67 (2022年)
100m 10秒23 (2017年)
10秒02w (2019年)
200m 20秒87 (2019年)
獲得メダル
日本の旗 日本
陸上競技
世界リレー
2021 シレジア 4×100mR
アジアジュニア陸上競技選手権大会
2018 岐阜 100m
2018 岐阜 4x100mR
ユニバーシアード
2019 ナポリ 4×100mR
編集 テンプレートのヘルプを表示する

宮本 大輔(みやもと だいすけ、1999年4月17日 - )は、山口県出身の陸上競技選手。専門は短距離走100mの自己ベストは高校歴代5位タイの10秒23(+0.6)。

経歴[編集]

高校時代まで[編集]

小学4年生の秋から陸上競技を始め、小学6年生の時には100mで12秒00の県小学新記録を樹立した[1]。小学校卒業後は地元周南市にある周南市立周陽中学校に入学し、陸上競技部に入部した。中学1年次に100mで中1歴代5位となる11秒28、中学2年次に中2歴代最高となる10秒75、中学3年次には前日本中学記録となる10秒56をマークした。翌年には桐生祥秀を追い洛南高等学校へ進学した[2]

高校1年次には10秒49(高1歴代4位)をマークし、その年のインターハイ100mでは決勝に進出。また、世界ユース陸上カリ大会に100mで出場し、初めての日本代表となり、決勝に進出した。結果は8位入賞だった。

高校2年次は100mの自己ベストを10秒31(高2歴代6位)まで伸ばし、その年のインターハイ・国体・日本ユースの100mで優勝し三冠を達成した。翌年の京都インターハイ決勝では高校歴代5位タイとなる10秒23を叩き出し、その年も100mで三冠を達成した。

大学時代[編集]

2018年東洋大学に進学した。同年の7月11日フィンランドタンペレで行われた第17回U20世界陸上競技選手権大会に100mと4×100mRに出場し、100mは10秒43(+1.2)で8位入賞。2走を務めた4×100mRは、39秒23で4位入賞した[3]

2019年5月24日相模原市ギオンスタジアムで行われた関東学生対校選手権で追い風4.3mの追い風参考記録ながらも10秒02で去年に続く2連覇をした[4]。同年7月にナポリで行われたナポリユニバーシアードに出場し[5][6]、100mでは10秒43で7位入賞[7]、4×100mRでは1走を務め、38秒92での金メダル獲得に貢献した[8][9]

地元・山口県に恩返しをしたいとの思いから、大学卒業後は山口フィナンシャルグループに入社。関東で銀行員として勤務しながら埼玉県川越市にある東洋大学川越キャンパス陸上競技場を利用して練習を続ける[10]

自己ベスト[編集]

種目 記録 風速 年月日 開催場所 備考
60m 6秒70 2020年2月2日 日本の旗 日本 大阪市
100m 10秒23 +0.6 2017年6月16日 高校歴代5位、ジュニア日本歴代6位
10秒02 +4.3 2019年5月24日 日本の旗 日本 相模原 追い風参考記録
200m 20秒87 +2.0 2019年3月23日 オーストラリアの旗 オーストラリア

主な戦績[編集]

2017年[編集]

2018年[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 【第4回/ダイヤモンドアスリート】宮本大輔選手インタビュー:日本陸上競技連盟公式サイト - Japan Association of Athletics Federations”. 日本陸上競技連盟公式サイト. 2021年11月27日閲覧。
  2. ^ “地元凱旋で上位入り狙う宮本大輔 伸びしろある中学記録保持の「挑戦者」”. スポーツナビ. (2018年6月16日). https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201806160009-spnavi 2019年12月21日閲覧。 
  3. ^ U20世界陸上100mで宮本大輔選手が8位入賞”. 東洋大学. 2019年12月21日閲覧。
  4. ^ “宮本大輔10秒02、のぞみの走りで100m連覇 - 陸上”. 日刊スポーツ. (2019年5月24日). https://www.nikkansports.com/sports/athletics/news/201905240000713.html 2019年12月21日閲覧。 
  5. ^ 第30回ユニバーシアード競技大会 日本代表選手団 名簿4ページ - 日本オリンピック委員会(2020年7月5日閲覧)
  6. ^ 第30回ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ) メダル・入賞者一覧 - 日本オリンピック委員会(2020年7月5日閲覧)
  7. ^ 第30回ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)競技結果〈7月9日〉 - 日本オリンピック委員会(2020年7月5日閲覧)
  8. ^ 第30回ユニバーシアード競技大会(2019/ナポリ)競技結果〈7月13日〉 - 日本オリンピック委員会(2020年7月5日閲覧)
  9. ^ 男子400Mリレーは3大会連続の金 デーデー「うまく逃げ切れた」/夏季ユニバ - サンケイスポーツ 2019.7.14(2020年7月5日閲覧)
  10. ^ 宮本選手「パリ目指す」/周南出身、世界リレー3位 市にユニホーム寄贈”. 山口新聞 電子版. 2022年4月1日閲覧。

外部リンク[編集]